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心療内科
まみクリニック
のページへようこそ
2025年5月18日更新
〒665-0816
兵庫県宝塚市
平井1-4-18 ミキビル2F
電話:0797-82-2680

Q. 総合診療科とは何ですか?
A. 内科的な疾患を中心として全身の幅広い
領域の疾患・身体的不調について
診断・治療を行う診療科で、
「総合内科」とも呼ばれます。
高血圧・脂質異常症・糖尿病など
明確な病名のある内科疾患のみならず、
「身体全体がだるくて苦しい」
「よく寝ているのに気分が晴れない」
「時々頭が痛くなる」といった
明確な病名のつかない身体的不調(不定愁訴)
のご相談にも乗ることが特徴です。


Q. 総合診療科(総合内科)と
その他の一般的な内科は
どう違うのですか?
A. 現代日本の内科は循環器内科、腎臓内科、
呼吸器内科など臓器ごとに細分化されており、
急性心不全、末期腎不全、COPD(慢性閉塞性
肺疾患)といった各臓器の重篤な疾患に
関しては当然それぞれの専門の内科による
治療が必要になります。
総合診療科の主な役割は一つには専門の
診療科に紹介するまでの初期診療があり、
もう一つには臓器を横断し患者さんの全身を
診た上での治療戦略の提案があります。
【総合診療科の役割】
①患者さんの悩みを深く聞き、身体診察や
血液検査を通じて全身の精査を行い、
早期の治療介入が必要となる重篤な疾患が
疑われた場合は迅速かつ適切に
専門の診療科への紹介を行います。
②専門の診療科の介入を要しない患者さんに
ついては総合診療医が「かかりつけ医」として
定期的な診療を行い、患者さんの生活の質
(QOL)を保つことを主眼に健康を支えます。
③症状の原因がはっきりせず、一般的な内科では
時に敬遠されることもある不明瞭な身体的不調
(不定愁訴)についても総合診療科は
真剣にご相談に乗ります。
身体的な不調の原因を100%特定できる訳では
ありませんが、原因の特定が難しい場合でも
投薬やカウンセリングを通じて
少しでも患者さんの生活の質(QOL)を
高めることを目指します。
Q. 内科疾患は循環器内科や腎臓内科など、
それぞれの専門家に診て貰うのが
一番よいのではないでしょうか?
A. その考えには一理あり、例えば抱えている
問題が慢性心不全や高血圧だけの場合は
心血管の専門家である循環器内科の先生に
「かかりつけ医」として治療して頂くのが
一番でしょう。しかし、現代日本では
高齢化に伴い複数の疾患や身体的不調
(プロブレム)を同時に抱えている
患者さんが増加しています。
「心不全は循環器内科、糖尿病は糖尿病内科、
腎不全は腎臓内科」と通院先を次々に増やして
いった結果患者さんの身体的・経済的負担が
大きくなったり、それぞれのかかりつけ医から
別々に薬が処方されることで薬の飲みすぎ
(ポリファーマシー)につながったりと
患者さんに不利益が生じる事例が増えています。
専門家による早期の治療介入が必要となる
重篤な疾患の場合は例外ですが、
そうでない(状態が安定している)患者さんに
ついては総合診療医が一人の「かかりつけ医」
として定期的な診療を行う方が
有益な場合も多いと考えます。





Q. まみクリニックの総合診療科外来の
特徴を教えてください。
A. 大阪医科薬科大学病院の総合診療科で
研鑽を積んだ非常勤医師(福間勇太朗)が
毎週月曜日の午後に外来診療を行います。
当院の総合診療科外来の特徴は
以下の通りです。
①当院にはX線(レントゲン)、CTなどの
放射線検査装置はありませんが
血液検査・尿検査など一般的な検体検査は
実施可能であり、総合診療科の持ち味の一つ
である視診・聴診・打診・触診といった
身体診察についてもポイントを押さえて
的確に行います。(男性医師が女性の患者さん
に対して身体診察を行う場合は、女性事務員
もしくは女性である院長が必ず同席します)
②当院には心療内科・精神科専門のクリニック
としての長年の診療実績があります。
総合診療科でご相談に乗る原因不明の
身体的不調には背景に精神疾患が隠れている
場合も多く、身体的不調の原因が精神疾患
である(いわゆる心身症が疑われる)場合は
精神科専門医である院長(福間満美)と
連携して診療を継続します。
③当院は長年の診療実績により近隣のクリニック
や各種病院との人脈が豊富です。
先述の通り、総合診療科で診療を行う中で
専門家による早期の治療介入が必要となる
重篤な疾患が疑われた場合は、迅速かつ適切に
専門の診療科への紹介を行います。
その際は患者さんの状態を適切に聞き取った
上で、詳細な診療情報を記した紹介状を
作成いたします。
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